2024年9月~2025年2月に公共工事の某大学の改修工事を行いました。

工事内容は外壁と屋上防水改修です。

外壁塗装は、打ち放しコンクリート装飾仕上の改修仕様で、弊社が得意としている施工です。

 

【作業前】

 

【外壁劣化クラック発生状況】

外壁は一見傷んでなさそうに見えますが、クラックが多く発生し、かなり劣化が進んでおりました。

コンクリート打ち放し装飾仕上の場合、仕上がフラットな為、下地補修跡が凹凸であれば塗装後の仕上りも凹凸になってしまい、美観に影響を与えてしまいます。

仕上げの塗装作業に入る前の下地作りは非常に大切な作業であり、下地補修の仕上げにも気をつかいます。

今回のクラック補修の設計仕様は、Uカット補修でした。この補修方法は補修跡が目立ち易く、当該現場敷地内の建物も、以前Uカット改修した補修箇所がミミズ腫れの様に膨らんで美観を損ねており、発注者様も気になっているとのことでした。

そこで美観の影響のことも考慮し、仕様をUカット補修からIPH工法(内填充填接合工法)を発注者様へ提案し、採用されました。

IPH工法はNETISにも登録されている工法で、外壁をはつり落とすことなくコンクリート内部の0.01mmのクラックにも充填がすることができ、外壁から水や炭酸ガスの侵入を防ぐことと共に建物の長寿命化の目的に適しております。Uカットで懸念される補修跡問題も解決することができ、長期にわたりコンクリート建物の保護と美観を保ち続けることができます。

 

 ≪IPH施工状況≫

【IPH注入前 クラック状況】

【IPH注入状況】

【注入後 補修跡】

【打放し装飾仕上 完了】

IPH工法の施工により、補修跡が分からない仕上がりとなり、発注者様からも良い評価を頂きました。

また弊社の打ち放し装飾仕上の施工は、コンクリートと同質の無機系材料を使用している為、紫外線による劣化がなく、変退色することがないのが特徴です。

 

【作業前】

【作業後】

 

【作業前】

【作業後】

 

【作業前】

【作業後】

 

【作業前】

【作業後】

コンクリート打ち放し装飾仕上は、コウケンにお任せください。

知識と経験と技術力で対応致します。

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